Sunoの使い方完全ガイド|登録から最初の1曲まで+プロンプトのコツを徹底解説

前回の記事では「Sunoとは何か」という基本を解説しました。

今回はいよいよ実践編です。

アカウント登録から最初の1曲を完成させるまでの手順を、画面を見ながら一緒に進めるようなイメージでお伝えします。さらに後半では、「なんとなく入力したのに思い通りの曲にならない」という悩みを解決するプロンプトのコツも詳しく解説します。

音楽の知識はゼロで大丈夫。この記事を読み終えた頃には、あなたも自分のオリジナル曲を持っているはずです。


目次

STEP 1:アカウント登録(所要時間:約1分)

まずはSunoの公式サイト(suno.com)にアクセスします。

サイトは英語表記ですが、ブラウザの翻訳機能をオンにすれば日本語で表示できます。

画面左下にある「Sign In(サインイン)」ボタンをクリックすると、ログイン方法の選択画面が表示されます。Google・Microsoft・Apple・Discord・Facebookのいずれかの既存アカウントでログインできるほか、電話番号でのアカウント作成も可能です。

多くの方にはGoogleアカウントでのログインが最も簡単です。「Continue with Google」をクリックし、使いたいGoogleアカウントを選ぶだけで登録は完了します。メールアドレスや新しいパスワードを設定する手間はありません。

ログイン後は自動的にホーム画面に移動します。画面左側にメニューが並んでいますが、最初に使うのは「Create(作成)」だけです。


STEP 2:シンプルモードで最初の1曲を作る

左メニューの「Create」をクリックすると、楽曲生成の画面が開きます。

画面上部に「Song description(曲の概要)」と書かれた入力欄が表示されます。

まずはここに日本語でイメージを入力して、「Create」ボタンを押すだけです。

これがシンプルモードです。入力できるのは最大200文字。

AIが歌詞・メロディ・ボーカルをすべて自動で考えてくれるので、何も決まっていなくても大丈夫です。

試しにこんな入力をしてみましょう。

  • 「秋の夕暮れ、少し寂しい気持ちのJ-POP」
  • 「元気が出る朝のポップス、歌詞は日本語で」
  • 「カフェで流れていそうなリラックスしたボサノバ」

Createボタンを押すと、30秒〜1分ほどで2曲が同時に生成されます。

どちらが好みかを聴き比べられるのがSunoの親切な設計です。

気に入った方をそのまま使うか、気に入らなければまた別の指示を入れて再生成しましょう。

シンプルモードでは、楽曲のスタイル(ジャンル・雰囲気)も歌詞もすべてAIにお任せです。

「とにかく試してみたい」「どんな曲が出てくるか見てみたい」

という方には、まずこのモードから始めるのがおすすめです。

バージョンの選択について

生成画面には使用するモデルのバージョン選択があります。

2026年2月現在の最新版はv4.5ですが、最新版(v5など)はProプラン以上でないと選択できません

無料プランではv4.5かv4が使えます。

無料でも十分高品質な曲が生成できますので、まずはそのまま試してみてください。


STEP 3:カスタムモードで自分らしい曲を作る

シンプルモードに慣れてきたら、次はカスタムモード(Custom)に挑戦してみましょう。

生成画面の上部にある「Custom」トグルをオンにすると切り替わります。

カスタムモードでは以下の3つの項目を個別に設定できます。

① Lyrics(歌詞)

自分で書いた歌詞を入力できます。歌詞がない場合は「Auto」を選べばAIが自動生成してくれます。また「Write with Suno」機能を使えば、テーマを入力するだけで歌詞の候補を提案してくれます。「日本語で書いて」と条件を加えると日本語の歌詞が生成されます。

歌詞を入力する際は、後述する構成タグ(メタタグ)を使うと曲の構成がより自然になります。

② Style of Music(音楽スタイル)

ジャンル・テンポ・楽器・雰囲気などをキーワードで指定する欄です。ここはできれば英語で入力するのがベターですが、日本語でもある程度伝わります。複数のキーワードをカンマで区切って並べるスタイルが基本です。

例:J-pop, female vocal, piano, acoustic guitar, emotional, mid-tempo

③ Title(曲のタイトル)

任意で入力できます。省略してもAIが自動でタイトルを付けてくれます。日本語タイトルを入れたいときはここで指定しましょう。

インストゥルメンタル(歌なし)にしたい場合

歌声は不要でBGMだけほしいという場合は、Lyrics欄の下にある「Instrumental」スイッチをオンにします。これをオンにすると、歌詞の欄が無効になり、伴奏のみの楽曲が生成されます。


STEP 4:生成した曲をダウンロードする

気に入った曲ができたら、音声ファイルとしてダウンロードできます。楽曲カードの右端にある「…(三点メニュー)」をクリックし、「Download」→「Audio」を選択するとダウンロードが始まります。

ダウンロード形式はプランによって異なります。無料プランとProプランはMP3形式、PremierプランはMP3に加えてWAV(高音質)形式でのダウンロードが可能です。YouTubeやブログのBGMとして使う分には、MP3で十分な品質です。

なお、スマートフォンアプリ版では日本語歌詞を含む楽曲のダウンロードに制限がかかる場合があります。確実に保存したい場合はブラウザ版(PC)からダウンロードすることをおすすめします。

他のユーザーの曲を参考にする「Explore」機能

左メニューの「Explore(探索)」を開くと、世界中のユーザーが作成した楽曲が流れています。気に入った曲を見つけたら、その曲のページを開くことで「どんなプロンプトで作られたか」が確認できます。これが想像以上に参考になります。「こういうプロンプトを入れるとこういう曲になるんだ」という発見を積み重ねていくのが、上達の近道です。


プロンプトのコツ①:「何を」「どんな雰囲気で」を明確にする

ここからは、Sunoで思い通りの曲を作るためのプロンプトのコツを解説します。まず大前提として覚えておきたいのは、Sunoへの指示はシンプルで具体的であるほど良いということです。

プロンプトを書く際の基本の4要素は次のとおりです。

  • ジャンル:J-POP、シティポップ、Lo-fi、ボサノバ、演歌、アニソン など
  • 雰囲気・感情:切ない、明るい、落ち着いた、エモーショナル、懐かしい など
  • テンポ:アップテンポ、スロー、ミディアム、BPM120 など
  • 楽器・音色:acoustic guitar、piano、synth、strings、drum など

この4要素をどれか組み合わせるだけで、ぐっと狙い通りの曲に近づきます。最初はひとつかふたつから始めて、慣れてきたら組み合わせを増やすのがコツです。

良いプロンプト例・悪いプロンプト例

悪い例:「かっこいい曲」「いい感じの音楽」「おしゃれな曲」

これらはAIにとっては抽象的すぎて、方向性をつかみにくい指示です。「かっこいい」の定義は人によって全く違うため、AIがどの方向に進んでいいか迷ってしまいます。

良い例:「シティポップ、女性ボーカル、夜の高速道路を走るイメージ、ノスタルジックなシンセ」

こちらは具体的なジャンル・ボーカルの性別・シチュエーション・楽器が含まれており、AIが「どんな曲を作ればいいか」をイメージしやすくなっています。


プロンプトのコツ②:ジャンルは英語で入力すると精度が上がる

Sunoは英語ベースで設計されたAIのため、Style of Musicの欄(ジャンル・楽器・雰囲気の指定)は英語で入力したほうが精度が高くなりやすいです。日本語でもある程度通じますが、ニュアンスが伝わりにくいことがあります。

よく使う日本語表現と英語の対応を覚えておくと便利です。

  • J-POP → J-pop または Japanese pop
  • シティポップ → city pop または 80s Japanese city pop
  • アニソン → anime song または anime style
  • 演歌 → enka
  • ボカロ → vocaloid style
  • 切ない → melancholic または bittersweet
  • 明るい・楽しい → uplifting または cheerful
  • 落ち着いた → mellow または calm
  • 女性ボーカル → female vocal
  • 男性ボーカル → male vocal

英語が苦手な方は、ChatGPTやGensparkのAIチャットに「この雰囲気をSuno用の英語スタイルプロンプトにして」と頼むのも効果的です。「80年代のシティポップっぽい曲」と日本語で伝えるだけで、Sunoに貼り付けられる英語プロンプトを作ってもらえます。


プロンプトのコツ③:構成タグ(メタタグ)で曲の流れを指定する

カスタムモードで歌詞を入力する際、構成タグ(メタタグ)を使うと曲のどの部分がAメロ・サビ・間奏なのかをAIに伝えられます。これを使うと曲に自然な起伏が生まれ、「ただ歌詞が続くだけ」ではなくドラマチックな展開のある楽曲になりやすいです。

タグは半角の角括弧で記述します。よく使うタグは以下のとおりです。

  • [Intro]:イントロ(前奏)
  • [Verse]:Aメロ・Bメロ(主旋律パート)
  • [Pre-Chorus]:サビ前の盛り上がりパート
  • [Chorus]:サビ
  • [Bridge]:Cメロ・展開部
  • [Outro]:アウトロ(後奏・エンディング)
  • [Instrumental]:この部分は演奏のみ(歌なし)
  • [Fade Out]:フェードアウトで終わらせる

使い方のイメージはこんな感じです。

[Intro]
(ここはイントロの歌詞や「la la la」などを書く)

[Verse]
ゆうぐれにそまる空
きみのこえが聴こえた気がして

[Chorus]
もう一度だけ会いたい
あの夏の終わりの日を

日本語歌詞の場合は、漢字よりひらがな表記にしたほうが自然な発音になりやすいというコツがあります。AIは「明日」のような複数の読み方がある漢字を誤読することがあるため、「あした」や「あす」とひらがなで書くと意図通りの歌声になりやすいです。また、助詞の「は」は「wa」、「へ」は「e」とローマ字表記にすることで発音がさらに自然になります。


プロンプトのコツ④:要素を詰め込みすぎない

プロンプトを書くとき、「あれもこれも指定しよう」と欲張りすぎると逆効果になります。要素が多すぎるとAIが主軸を見失い、方向性がバラバラな曲になってしまうことがあります。

やりがちなNG例:「ノスタルジックかつエネルギッシュで、切なくもあり明るくもある、シンセとギターとストリングスと管楽器が入った、テンポ変化のある曲」

これは矛盾する感情・大量の楽器指定・テンポ変化が混在していて、AIが一貫したサウンドを出しにくくなっています。

改善例:「ノスタルジックなシンセポップ、柔らかいテンポ、ソフトなストリングス」

ひとつの方向性に絞って指示することで、まとまりのある安定した楽曲が生まれやすくなります。プロンプトは「少なく、具体的に」が鉄則です。


プロンプトのコツ⑤:ジャンルの組み合わせで個性を出す

慣れてきたら、複数のジャンルをミックスしてオリジナリティを出すのも楽しみ方のひとつです。

面白い組み合わせの例をいくつか挙げます。

  • jazz meets EDM:ジャズの洗練さにクラブミュージックのビートを合わせた現代的なサウンド
  • classical piano, lo-fi hip hop beats:クラシックピアノとLofiビートの組み合わせ。作業用BGMに最適
  • enka, synthwave:演歌のメロディラインにシンセウェーブを組み合わせた和洋折衷
  • anime style, orchestral, epic:アニメOPっぽい壮大なオーケストラサウンド
  • city pop, future bass:80年代シティポップの雰囲気にモダンなエレクトロを足したスタイル

予想外の組み合わせから、思いがけず素敵な曲が生まれることがあります。Sunoは同じプロンプトでも毎回少し違う曲が生成されるため、気に入る1曲が出てくるまで何度か試してみましょう。


プロンプトのコツ⑥:Exploreで他人のプロンプトを参考にする

プロンプトのセンスを磨く一番の近道は、他のユーザーの曲を聴いてプロンプトを観察することです。

左メニューの「Explore」を開くと、世界中のユーザーが作った楽曲が流れています。「この曲いいな」と思ったら曲のページを開いてみましょう。生成に使われたスタイル指定や歌詞が確認できます。気に入ったプロンプトは手元にメモしておいて、自分でアレンジして使ってみるのがおすすめです。

また「Remix(リミックス)」機能を使えば、気に入った他のユーザーの曲をベースに、スタイルや歌詞を変えて自分の曲として生成することもできます。ゼロから始めるのが難しいと感じるときは、このRemixから入るのもひとつの方法です。


生成した曲を後から編集する方法

Sunoには生成後に曲を手直しする編集機能も備わっています。主に使えるのは次の3つです。

Replace Section(セクション置き換え)

曲の特定の部分(最大30秒)だけを選んで、そこの歌詞やスタイルを変えて再生成できます。「サビだけ別の歌詞にしたい」「Aメロの雰囲気が違ったから作り直したい」というときに便利です。

Remaster(リマスター)

過去に作った古いバージョンの曲を、最新モデルのクオリティにアップグレードできます。以前に作ったお気に入りの曲がある方には嬉しい機能です。

Crop Song(トリミング)

曲の不要な部分をカットして長さを調整できます。イントロが長すぎる、エンディングを短くしたい、といった微調整に使えます。


よくある失敗と対処法

「歌詞が英語になってしまった」

日本語の曲を作りたいのに英語の歌詞が生成されることがあります。対処法は2つあります。ひとつはプロンプトや歌詞欄に「歌詞は日本語で」と明記すること。もうひとつは、カスタムモードで日本語の歌詞を自分で書いて入力してしまうことです。確実に日本語にしたいなら後者がおすすめです。

「イントロがなく、いきなり歌い始める」

歌詞の最初に[Intro]タグを入れ、そこに「la la la」や「〜♪」などのフレーズを数行置くことで、AIがイントロパートだと認識しやすくなります。

「曲が途中で終わってしまう」

歌詞の量が少なすぎると曲が短く仕上がることがあります。歌詞の最後に[Outro][Fade Out]タグを入れて、エンディングを明示しましょう。

「発音が不自然で何を歌っているかわからない」

日本語歌詞はひらがな表記を基本にすることで改善されやすいです。また、「は(wa)」「へ(e)」など発音がずれやすい助詞はローマ字で入力するのも有効です。「わたしは」→「watashi wa」のように書くと自然な歌声になりやすくなります。


まとめ:まず1曲作ってみることが一番の近道

Sunoの使い方とプロンプトのコツをまとめます。

  • 登録はGoogleアカウントで1分以内に完了
  • 最初はシンプルモードでイメージを日本語入力するだけでOK
  • 慣れたらカスタムモードで歌詞・スタイル・タイトルを個別指定
  • プロンプトは「少なく・具体的に・ジャンル明記」が基本
  • スタイル指定は英語の方が精度が上がりやすい(AIチャットに変換を頼むのも◎)
  • 構成タグ([Verse][Chorus]など)を使うと曲に自然な展開が生まれる
  • 日本語歌詞はひらがな表記にすると発音が安定しやすい
  • Exploreで他の人のプロンプトを観察するのがセンスを磨く近道

最初からパーフェクトな曲を目指す必要はありません。Sunoは1日10曲まで無料で試せるので、まずは気軽に何曲か作ってみてください。試行錯誤しながら「自分の好みのプロンプト」が見えてくるのが、Sunoの一番の楽しみ方です。

▶ Sunoを無料で試してみる(公式サイト)

※本記事の情報は2026年2月時点のものです。料金・機能は変更される場合があります。最新情報は公式サイト(suno.com)でご確認ください。

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