「Sunoって聞いたことあるけど、実際どんなサービスなの?」「楽器も弾けないし、自分には関係ない話かな…」——そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、Sunoは音楽の知識がまったくない人でも、日本語でテキストを入力するだけでオリジナルの楽曲が作れるAIサービスです。しかも無料から試せます。
この記事では、Sunoを名前くらいは知っているけどまだ使ったことがない方向けに、その基本・できること・料金・向いている人まで、できるだけわかりやすく解説します。
Sunoとは?「鼻歌レベルのアイデア」が本格的な楽曲になるAI
Suno(スノ)は、米国のSuno Inc.が開発したAI音楽生成サービスです。2023年末にリリースされ、世界中で急速にユーザーを獲得。現在は個人クリエイターからビジネス利用まで幅広く活用されています。
一言でいえば、「テキストを入力するだけで、メロディ・伴奏・ボーカルがすべて揃った楽曲が自動生成される」サービスです。
たとえばこんな指示ができます。
- 「秋の夜、カフェでコーヒーを飲みながら聴きたいジャズ風BGM」
- 「元気が出る朝のポップス、日本語の歌詞で」
- 「ゲームのボス戦っぽいオーケストラ曲」
こうした一文を入力するだけで、数十秒後には実際の楽曲として再生できる音源が完成します。コードの知識も、楽器の演奏スキルも、DTM(デスクトップミュージック)の経験も不要です。
Sunoでできること
① テキストだけでボーカル入りの曲が作れる
Sunoの最大の特徴は、ボーカル(歌声)まで自動で生成される点です。歌詞を自分で書いて入力することもできますし、「こんなテーマの曲を作って」と任せれば歌詞もAIが自動で生成してくれます。日本語の歌詞にも対応しており、自然なイントネーションで歌ってくれます。
② インストゥルメンタル(歌なし)にも対応
「歌声はいらない、BGMだけほしい」という場合も大丈夫。インストゥルメンタルモードを選べば、ボーカルなしの純粋な音楽だけを生成できます。YouTubeのBGMや店舗のBGM制作などにも使われています。
③ 鼻歌・音声から曲を作れる(アプリ版)
スマートフォンアプリ版では、自分の鼻歌や音声を録音してそれをもとに楽曲を生成する機能も搭載されています。「メロディが頭にあるけど楽器で弾けない」という方でも、声を録音するだけでAIが曲に仕上げてくれます。
④ 生成した曲を後から編集できる
一度生成した楽曲は、後から手を加えることができます。特定の部分(Aメロだけ、サビだけなど)を作り直したり、曲の長さを調整したり、過去に作った曲を最新の音質にリマスターする機能もあります。
⑤ 他のユーザーの曲が聴ける・コミュニティ機能
Sunoには世界中のユーザーが作った楽曲が公開されており、探したり「いいね」をしたりとSNSのような使い方もできます。「こういうプロンプトを入力したらこんな曲ができた」という参考にもなります。
料金プランを解説(2026年2月時点)
Sunoは無料から使えますが、商用利用や大量生成には有料プランが必要です。
| プラン | 月額(目安) | 1日/月あたりの生成数 | 商用利用 |
|---|---|---|---|
| Basic(無料) | 無料 | 1日10曲(50クレジット/日) | ❌ 不可 |
| Pro | 月払い:約1,500円 年払い:約1,200円/月 | 月500曲(2,500クレジット/月) | ✅ 可 |
| Premier | 月払い:約4,500円 年払い:約3,600円/月 | 月2,000曲(10,000クレジット/月) | ✅ 可 |
※料金はドル建て(Pro:$10/$8、Premier:$30/$24)のため、為替レートにより変動します。上記は1ドル=150円換算の目安です。2026年2月時点の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
無料プランで十分?
「まず試したい」「趣味で楽しみたい」という方には、無料プランで十分です。
1日10曲まで生成でき、毎日クレジットがリセットされるため、継続的に楽しめます。
ただし無料プランで生成した楽曲は商用利用が禁止されており、著作権もSunoに帰属します。
Proプランのコスパが優秀
YouTubeに使いたい・収益化したいという場合はProプラン一択です。
月500曲(年払いなら月約1,200円)で商用利用権もついてくるため、コスパは非常に高いといえます。
動画制作者やブロガーがBGMを自作するのに使い始めるケースも多いです。
著作権・商用利用について知っておこう
Sunoを使う際に必ず確認しておきたいのが著作権の扱いです。
- 無料プランで生成した楽曲:商用利用禁止。著作権はSunoに帰属
- Pro・Premierプランで生成した楽曲:商用利用可。YouTube収益化、Spotify配信、広告・映像への使用などが認められている
- 注意点:既存の楽曲に似せた生成や著作権侵害となるような指示はNGです。また、後から有料プランに変更しても、無料プラン時代に生成した曲の商用利用はできないため注意が必要です
ビジネスや収益化目的で使う予定がある方は、最初から有料プランで始めることをおすすめします。
こんな人にSunoは向いている
① ブログや動画のBGMを自作したい人
フリー素材のBGMに頼らず、自分のコンテンツにぴったりの雰囲気の曲を手軽に作れます。
Proプランなら月約1,200円(年払い)でYouTube収益化にも使えるオリジナルBGMが量産できます。
② 音楽に興味はあるけど楽器が弾けない人
「昔から音楽が好きだけど作るのは無理だと思っていた」という方こそ、Sunoが刺さります。
頭の中のイメージを言葉にするだけで曲になるので、音楽経験ゼロでも十分楽しめます。
③ 店舗・ビジネスのBGMを用意したい人
カフェ・サロン・店舗のBGMをオリジナルで用意したい方にも。
Proプラン以上なら商用利用可能なので、著作権を気にせず店内で流せます。
④ 子どもの誕生日ソング・記念の曲を作りたい人
「子どもの名前を入れた誕生日ソングを作りたい」「結婚式のサプライズ動画用に曲を作りたい」——個人的なイベント向けに一点もののオリジナル曲が作れます。非商用目的なら無料プランで十分です。
Sunoを使う際の注意点
- インターフェースは英語:サイト自体は英語表記です。ただし、日本語でのプロンプト入力・歌詞生成には対応しています。ブラウザの翻訳機能を使えばスムーズに操作できます。
- 生成結果にはばらつきがある:同じ指示でも毎回微妙に異なる曲が生成されます。気に入った曲が出るまで何度か試してみましょう。
- 料金はドル建て:為替の影響を受けます。円安が続く場合、実質的な負担が増えることがあります。
- スマートフォンアプリの一部制限:日本語歌詞を含む曲のダウンロードはアプリ版では制限される場合があります。保存にはブラウザ版の利用を推奨します。
まとめ:「音楽は作れないもの」という思い込みを覆すツール
Sunoのポイントをまとめます。
- テキスト入力だけでボーカル入りのオリジナル曲が数十秒で完成
- 音楽の知識・楽器スキルはまったく不要
- 日本語の歌詞にも対応済み
- 無料プランでも1日10曲まで生成可能(商用利用不可)
- Proプランなら月約1,200円(年払い)で月500曲・商用利用OK
- BGM制作、個人の趣味、店舗利用など幅広いシーンで活用できる
「自分には音楽は無関係」と思っていた方も、一度試してみると驚くはずです。無料プランで登録してすぐに体験できるので、まずは気軽に触れてみましょう。
※本記事の情報は2026年2月時点のものです。料金・機能は変更される場合があります。最新情報は公式サイト(suno.com)でご確認ください。
