「ChatGPTはAI」「Claude はLLM」——最近よく聞くこれらの言葉、
実は意味が違うことをご存知ですか?
この記事では、AI(人工知能)とLLM(大規模言語モデル)の違いを、
専門用語をできるだけ使わずに解説します。
おねしゃす
結論:LLMは「AIの一種」
まず結論からお伝えすると、
LLMはAIというカテゴリの中に含まれる技術のひとつです。
イメージとしては、こんな関係になります。
- AI(人工知能)=大きなカテゴリ(果物全体)
- LLM(大規模言語モデル)=その中の一種類(りんご)
つまり「LLMはAIですか?」と聞かれたら、答えは「はい」です。
しかし「AIはLLMですか?」と聞かれたら、答えは「必ずしもそうではない」となります。
AI(人工知能)とは?
AIは Artificial Intelligence(人工知能) の略で、
人間の知的な作業をコンピュータに行わせる技術の総称です。
AIに含まれる技術の例を挙げてみましょう。
- 画像認識(顔認証、自動運転の物体検出など)
- 音声認識(SiriやAlexaの音声アシスタント)
- 自然言語処理(翻訳、文章生成)
- ゲームAI(将棋や囲碁のAI)
- レコメンドシステム(YouTubeやNetflixのおすすめ機能)
このように、AIは非常に幅広い技術を含んでいます。
1950年代から研究が始まった歴史ある分野です。
LLM(大規模言語モデル)とは?
LLMは Large Language Model(大規模言語モデル) の略で、
膨大なテキストデータを学習し、人間のような文章を理解・生成できるAIです。
代表的なLLMには以下のようなものがあります。
- GPT-4(OpenAI)— ChatGPTに使われているモデル
- Claude(Anthropic)
- Gemini(Google)
- Llama(Meta)
LLMの特徴
LLMには次のような特徴があります。
- 大量のテキストで学習:インターネット上の文章、書籍、論文などを学習
- 文脈を理解:前後の会話の流れを踏まえて回答できる
- 多様なタスクに対応:質問応答、要約、翻訳、プログラミングなど
- 自然な文章生成:人間が書いたような文章を作成できる
AIとLLMの違いを表で比較
| 項目 | AI(人工知能) | LLM(大規模言語モデル) |
|---|---|---|
| 範囲 | 広い(様々な技術を含む) | 狭い(言語処理に特化) |
| 扱うデータ | 画像、音声、数値、テキストなど多様 | 主にテキスト(言語) |
| 歴史 | 1950年代〜 | 2010年代後半〜本格化 |
| 具体例 | 顔認証、自動運転、音声認識など | ChatGPT、Claude、Geminiなど |
| 関係性 | 上位カテゴリ | AIの一部 |
よくある誤解
誤解1:「AI=ChatGPT」ではない
ChatGPTは非常に有名になったため、「AI=ChatGPT」と思われがちです。
しかし、ChatGPTはAIの中でもLLMという特定の技術を使ったサービスのひとつに過ぎません。
誤解2:「LLMは何でもできる万能AI」ではない
LLMは言語処理に特化しているため、画像を直接認識したり、
物理的なロボットを動かしたりすることは得意ではありません
(ただし、最近は画像を理解できるマルチモーダルLLMも登場しています)。
まとめ
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- AIは人間の知的作業をコンピュータに行わせる技術の総称
- LLMはAIの中でも言語処理に特化した技術
- ChatGPTやClaudeはLLMを使ったサービス
- LLMはAIの一部であり、AI=LLMではない
AIという大きな傘の下に、LLMという技術がある——
この関係性を理解しておくと、今後のAI関連のニュースもより深く理解できるようになりますよ。
なるほどなー、よくわかってなかったけど、そういう違いがあるのね!
