今回はPHPで小数点以下を切り捨てる方法、切り上げる方法などを紹介します。
今回は3種類の関数を紹介します。
目次
ceil(切り上げ)
ceil() 関数は、小数点以下を切り上げて整数を返します。
<?php
$value = 4.3;
$ceilValue = ceil($value);
echo "元の値: $value\n";
echo "ceil()の結果: $ceilValue\n"; // 出力: 5
?>
floor(切り捨て)
floor() 関数は、小数点以下を切り捨てて整数を返します。
<?php
$value = 4.7;
$floorValue = floor($value);
echo "元の値: $value\n";
echo "floor()の結果: $floorValue\n"; // 出力: 4
?>
round(四捨五入)
round() 関数は、四捨五入して整数を返します。
また、四捨五入する小数点の桁数を指定することもできます。
<?php
$value1 = 4.3;
$roundedValue1 = round($value1);
echo "元の値: $value1\n";
echo "round()の結果: $roundedValue1\n"; // 出力: 4
$value2 = 4.6;
$roundedValue2 = round($value2);
echo "元の値: $value2\n";
echo "round()の結果: $roundedValue2\n"; // 出力: 5
$value3 = 4.56789;
$roundedValue3 = round($value3, 2);
echo "元の値: $value3\n";
echo "round()の結果(小数点以下2桁): $roundedValue3\n"; // 出力: 4.57
?>
まとめ
小数点以下の取り扱いはどんな場面でも結構出てきます。
切り上げなのか切り捨てなのか、場合に応じて使い分けられるようにしておきましょう。
あざした