あの、年とか日付とか取得したいんやけど?
今回は、JavaScriptで西暦何年、何月何日や現在の時刻などを取得する方法をご紹介します。
年の取得方法
まず年月日や時刻を取得する際には必ずDateオブジェクトを使います。
DateオブジェクトはJavaScriptに標準で備わっている組み込みオブジェクトで、
これを使うことで時間や日付を操作したり取得することができます。
使い方は簡単で、まずはインスタンス作成をします。
const date = new Date();
そのあと本題の年を取得しますが、
dateオブジェクトにすでに用意されているメソッドを使うことで簡単に取得できます。
それが「getFullYear」メソッドです。
const year = date.getFullYear(); //year には 2023が入る
これでyearには取得した年が入りました。
おわりです。カンタンですね。
日付の取得方法
今度は日付を取得します。日付、ここでは月と日を取得してみます。
月の取得と日の取得はそれぞれ下記のようにします。
const month = date.getMonth();
const day = date.getDate();
基本の要領はgetFullYearとまったく同じですね。
ただしここで注意点があります。
getMonthで取得できる数値は、0 ~ 11です。
仕組み上、0が1月を指し、11が12月を指すので、そのまま使用すると意図しない結果になってしまいます。
つまり、使用する際は下記のように、取得した数値に+1するデータの加工作業が必要です。
const date = newDate();
const month = date.getMonth()+1; //取得できる月に+1して調整
const day = date.getDate();
月(getMonth)の数値を取得する際は加工が必要と覚えておこう
時刻の取得方法
時刻の取得は下記のようにして取得できます。ここまでくればほぼ同じですね。
const date = new Date();
const hour = date.getHours(); // 時間
const min = date.getMinutes(); // 分
const sec = date.getSeconds(); // 秒
シンプルです。
最後にこれらすべてを実際に動くコードで確認してみましょう。
下記のそれぞれのボタンを押したら現在の日付や時刻を取得できるはずです。
さいごに
実はconst date = new Date()
として、dateをそのままconsole.log()
などで出力してみると、
年月日や時刻まで全部セットで出てきます。↓こんな感じで。
Mon Apr 17 2023 23:06:50 GMT+0900 (日本標準時)
ただ、この丸ごとセットでそのまま使うことよりも、
実際にプログラムを書く上では、時間や年などで切り取ったデータを使用することの方が多いです。
今回はご紹介した方法を覚えて、実用的なデータの取得と加工ができるようになっていきましょー。
getMonthだけちょっとややこいから注意やな