エンジニアって「できない自分」に目が向きやすい職業だと思いませんか?
エラーは毎日出るし、SNSを見るとすごい人ばかり。
「あれ、もしかして自分って向いてないのかな……」と、気分が沈んでしまうこともありますよね。
たしかに、落ち込むことが多い…。
でも、ちょっとした習慣で自己肯定感はゆるやかに回復していくんです。
今回は、私自身も実践している「エンジニアの自己肯定感が高まる習慣」を5つご紹介します。
1. 小さな「できた」を毎日書き留める
「今日何もできなかった……」
と感じてしまう日は、ほんの小さな成功に気づけていないだけかもしれません。
たとえばこんなことでもOKです。
- Gitのコンフリクトを自力で解決できた
- コードレビューで「ありがとう」と言われた
- 新しいショートカットキーを覚えた
こういった「できたこと」を、メモアプリや日記に1~3個書く習慣をつけてみましょう。
1週間後に読み返すと、「あれ、自分けっこう頑張ってるじゃん!」と感じられるようになりますよ。
意識するだけでも気分が違うね!
2. SNSを見る時間を「決める」
技術系のSNSはとても便利だけど、見すぎると自己嫌悪の原因にもなります。
他人の成果やアウトプットがタイムラインに流れてくると、
「自分は何もしていない」と焦ってしまうんですよね……。
そこでおすすめなのが、SNSを見る時間を決めることです。
- 朝だけ15分、夜は見ない
- 勉強の合間にだけ見る
- 見たら「いいね」だけ押して、比較しない
SNSは「情報収集ツール」と割り切って、自己評価とは切り離すのがコツです。
SNSの見過ぎは毒っすな
3. 毎週「自分をほめる振り返り」をする
週末などに、自分の1週間を振り返る習慣を作ってみましょう。
ここで意識したいのは、「改善点」ではなく良かった点に目を向けることです。
たとえば、
- 仕事でミスがあった → でも素直に報告できたのは偉い
- コードレビューで指摘された → 学びがあって成長に繋がった!
失敗や反省の中にも、行動した自分を肯定できるポイントがあります。
「自分の良さを発見する時間」を、週に一度だけでも設けてみましょう。
小さな経験の積み上げや成長を意識しよう!
4. コード以外の「得意なこと」に触れる
毎日ずっとコードを書いていると、
「自分=エンジニア」というアイデンティティに縛られてしまうことがあります。
でも、人ってコード以外の面でも魅力を持っているんですよ。
- 絵を描くのが好き
- 美味しい料理を作れる
- 言葉で人を励ませる
「自分はエンジニアだけど、他にもできることがある」と思えると、心の土台が安定します。
週に一度くらい、好きな趣味や別のスキルに触れてみてくださいね。
無関係のことをすることで、別なひらめきが得られることも
5. 「今日の自分」を誰かと共有する
1人で悩んでいると、どんどんネガティブになってしまうことがあります。
そんなときは、信頼できる友人やコミュニティで、ちょっとした進捗や悩みを共有してみましょう。
「今日〇〇ができたよ」
「こんなエラーにハマったけど、やっと解決した」
こういう話って、意外と誰かにとって励みになることもあるんです。
自分の存在が、誰かにとってプラスになると気づけたとき、自己肯定感はぐっと高まります。
SNSじゃなくてリアルな知人と共有できるいいね
【おわりに】エンジニアにこそ、やさしさと自信を
エンジニアという仕事は、実力が見られる仕事であり、
また常に学び続けなければならないという側面から、
「今の自分を肯定する」ことがわりと難しい職業だと感じています。
でも、焦らなくても大丈夫。完璧じゃなくても大丈夫。
今日コードを書いたあなたも、エラーと向き合ったあなたも、ちゃんと前に進んでいます。
少しずつでも、自分をねぎらう時間を持ってみてくださいね。
この記事が、日々頑張るあなたの心をふっと軽くするきっかけになれば嬉しいです。
壁にぶつかるってことは、前に進んでいる証拠だぜ。あざした。